ある日、好きなお花屋さんのインスタグラムを見ていたら、「紫陽花守りを販売します」との投稿を目にし、その存在を初めて知りました。
紫陽花は昔から魔除けや金運アップなどのご利益があると言われ、特に梅雨の時期に飾ると良いそう。
私自身、紫陽花が大好きなので、いてもたってもいられず購入!
お花屋さんに伺って飾るタイミングや場所、ご利益なども聞いてきたので、今回は「紫陽花守り」の魅力についてご紹介します。
紫陽花守りとは?
紫陽花守りは、旬の6月に摘んだ紫陽花を逆さに吊るす、古くから伝わる日本の風習です。呪術的には“魔除け”“厄除け”として軒下や玄関に飾り、家を清めるとされます。
また、自室やトイレなど飾る場所によって、それぞれご利益が異なるので、場所選びも重要です。
紫陽花守りのご利益
紫陽花守りのおまじないは、以下のようなご利益があると言われます。
- 魔除け・厄除け:梅雨の期間に湿気を吸い取り、邪気を祓うとされます 。
- 金運アップ:玄関や自室に飾ると、「蜂の巣のような細かな集まり」が金運を引き寄せるとされます 。
- 健康運・婦人病予防:トイレに吊るすことで婦人科系の病気から守るという言い伝えがあります 。
- 恋愛運・縁結び:ピンクや赤系の紫陽花を使って名前を書いた紙と一緒に飾ると、ご縁が深まるとも。
紫陽花守りを飾るタイミングや場所
飾るのに適した日 | 6月の「6」「16」「26」の6がつく日 または、夏至や土用の丑の日 |
作り方の基本手順 | ①できれば6のつく日に摘んだ紫陽花を用意 ②半紙に願い事、名前、生年月日を書く ③和紙で包み、水引で結び逆さ吊りにする |
飾る場所と効果 | ・玄関・・・・・魔除け ・リビング・・・金運 ・トイレ・・・・婦人病予防 |
処分タイミング | 一般的には1年間飾るとされる。感謝の気持ちを持って、また新しい紫陽花に替える。 |
紫陽花守りを買ってみた
お花屋さんで和紙に願い事などを書き、丁寧に包んでもらいました。2,500円(税抜)でした。
サイズは手のひらサイズより少し大きいくらいで、吊るしても場所を取りません。
その後、「魔除け」として玄関に飾りました。素敵な空間になって、とても嬉しいです。
私はお花屋さんで購入しましたが、手作りもできるみたいですので、興味がある方は挑戦してみてください。

おわりに
紫陽花守りは、見た目の可愛さだけでなく、古くから受け継がれてきた意味のある風習だということを知り、ますます好きになりました。
玄関やトイレに飾るだけで気持ちもスッキリ。何より、季節の移ろいを暮らしの中で感じられるのが心地よい時間です。
紫陽花がきれいなこの季節、皆さんもお気に入りの一輪で「紫陽花守り」を試してみてはいかがでしょうか?