玄米を3分づきに!コイン精米やってみた

暮らし

健康を気遣い、玄米派の我が家。このたび夫が「玄米よりも消化にいい胚芽米が気になる」と言い出したので、一緒に近所のコイン精米機で精米にしてきました!

「コイン精米って難しそう…」と思っていたけど、意外と簡単でびっくり。

使い方から仕上がりの様子、実際に食べてみた感想をリアルにレポートします。

……が、あとからよくよく調べてみたら、どうやら胚芽米と分づき米は別物だったようです。

この記事はこのような方におすすめです
・コイン精米機をどう使うか気になっている方
・玄米が苦手な方
・白米よりも栄養を摂りたい方
・分づき米の味や食感が知りたい方

分づき米ってなに?白米や玄米との違い

そもそも分づき米とは?

お米って、「白米」と「玄米」くらいしか知らなかった私。
でも、今回コイン精米機を使ってみたことで、新たに「分づき米(ぶづきまい)」という種類があることを知りました。

分づき米とは、玄米を少しだけ精米したお米のこと。
「3分づき」「5分づき」「7分づき」など、数字が小さいほど玄米に近く、大きくなるほど白米に近くなります。

分づき米のいいところは、玄米の栄養はある程度キープしつつ、食べやすさもアップするところ。

「玄米はちょっとハードル高いけど、白米よりも健康的にしたい」
そんな人には、分づき米がちょうどいい選択かもしれません◎

3分、5分、7分の違い

分づき米は、玄米のぬか部分をどれくらい残すかで、「◯分づき」と表されます。

🍚 3分づき米:玄米に近い、栄養重視タイプ

  • ぬか層をほんの少し削っただけなので、見た目はかなり茶色っぽい。
  • 食物繊維やビタミン、ミネラルがたっぷり残っていて、栄養価は高め
  • そのぶん、白米よりはかたくてクセも感じやすいので、好みは分かれるかも。
  • 玄米はちょっと無理だけど、「なるべく栄養は残したい!」という人にぴったり。

🍚 5分づき米:玄米と白米のいいとこ取り

  • 玄米の栄養と、白米の食べやすさをバランス良く取り入れたタイプ
  • 見た目はうっすら茶色っぽく、やや白米寄り。
  • 食感もクセが少なくなり、「健康のために続けたい人」におすすめ。
  • 初めて分づき米にチャレンジするなら、5分づきがいちばん無難かも!

🍚 7分づき米:白米に近い、食べやすさ重視タイプ

  • ぬかがかなり削られていて、見た目もほぼ白米
  • 食べたときのクセもほとんどなく、抵抗感は少なめ。
  • でも、胚芽やぬか層の栄養素はある程度失われるので、栄養はやや控えめ
  • 「白米からちょっとだけ健康に寄せたい」人や、家族で食べるときにおすすめ。

胚芽米との違い

ここ、私も間違えたポイントなんですが、
分づき米と胚芽米は似てるようで別ものなんです!

  • 分づき米:ぬか層を部分的に削って(精米度で調整)胚芽を残している
  • 胚芽米:ぬか層を全て取り除きながらも胚芽の部分を残している

つまり、分づき米と胚芽米は「ぬかをどれくらい残すか」で分類されるんですね。

私たちが精米機で選んだのは「3分づきモード」だったので、
出来上がったお米は胚芽米ではなく、正確には3分づき米でした!

コイン精米機ってどうやって使うの?手順を紹介

精米機の場所や料金

皆さんはコイン精米機を使ったことがありますか?

コイン精米機って普段から気にしないと、どこにあるか分からないですよね。ですが、探せば意外とそこらへんにあるものですよ。「コイン精米機 〇〇(地名)」で検索すれば、すぐに出てきます。

値段は一般的に10キロで100円。手頃に使えます。

実際の操作手順

①料金を確認し、お金を入れる

コイン精米所に到着!

料金は10キロ100円で、10キロ単位で100円ずつ値段が上がります。

私たちは5キロの玄米を精米するため100円を投入しました。

お世話になったコイン精米所
操作順が書いてあり、分かりやすい

②投入口から玄米を投入

お金を入れると、自動で投入口が開きました。そこから玄米を投入。

投入口から玄米を投入。入れるところは網になっている。

③精米の度合いを選ぶ

胚芽米にする場合は、「分づき」の度合いを選びます。

精米所の中には、分づき米の説明があって分かりやすかったです。

私たちは玄米が苦手なわけではないので、玄米っぽさを残したくて、「3分づき」にしました。

精米所にあった分づき米の説明

白度ボタンがありますが、上の3つのボタンは白米用、下の4つのボタンは胚芽米用です。

私たちは精米するのが初めてで勝手が分からず、写真の白度ボタンを押すとき、上のボタンと下のボタン両方押すものだと思って、「標準」を押したら機械が動き始めてびっくりしました!笑

でも、その後に3分づきを押したら、ちゃんと3分づきで設定されました。

安心してください。精米機は優しいです。しかも注意書きに、途中でも変えられると書いてくれています。親切ですね。

白度ボタンを押して精米

④お米が出てきます

回収口に袋などをセットします。私たちは量が5キロと少なかったので、米櫃をそのまま持って行きました。

地面にペダルがあるので、足で押したらお米が出てきます。自分のペースで調整できるのが嬉しいです。

ペダルを踏んだら、お米が出てくるのでキャッチ

精米したお米を見てみると、ほぼ玄米と変わりませんでした。

3分づきだと、見た目はほぼ玄米と変わりません

洗った時の様子と炊き方のコツ

見た目からは玄米との違いは分からなかったですが、洗ってみると歴然でした。

玄米は洗っても水はあまり白くならないのですが、3分づきのお米を洗うとすぐ白くなりました。あと、水の中でお米をつかんだ感触が全く違います。玄米は硬いのですが、3分づきのお米は柔らかいんです。感動しましたね。

白米と同じように水は白くなります

1日目は玄米モードで、水は炊飯器の目盛通り入れました。すると、少し柔らかく、水分が多い気がしました。

そのため、2日目は少しだけ水を減らしてみました。(1合半炊いているので、少しだけ下に)

正解でした。水は少しだけ減らしてみるのがおすすめです。

実食レポ!味と夫の反応は?

炊き上がりの見た目は玄米と白米の中間という感じでした。

食感はモチモチして、美味しいです。味は白米と変わりません。

玄米が苦手な方も食べられそうです。

精米するときに5分づきと迷いましたが、3分づきにしてよかったです。

夫も「うまぁ〜」と美味しそうに食べていました。

まとめ|コイン精米で“自分に合ったお米”を楽しもう!

今回は、玄米をコイン精米機で「3分づき米」にしてみた体験をレポートしました!

やってみるまではちょっとハードルが高そうに感じていたけど、実際はとても簡単で、操作も迷うことなくスムーズにできました◎

そして精米後にいろいろ調べてみて、「分づき米」と「胚芽米」の違いも初めて知ることができました。
思っていたのとちょっと違ったけど(笑)、結果的に3分づき米は栄養もあって、玄米よりも食べやすいという意味では、我が家にぴったりだった気がします!

分づき米は、精米度によって
「栄養重視派」から「食べやすさ重視派」まで、いろんなニーズに応えてくれるお米。
コイン精米機なら、自分好みの精米度をその場で選べるのでとっても便利です♪

玄米生活が気になっているけどちょっと不安…という方は、
ぜひ分づき米から始めてみてはいかがでしょうか🌾✨

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